Q.学校の教育方針や校風、伝統について教えてください。
本校は今年創立４２年目を迎え、緑豊かな敷地内に幼稚園から高等学校、さらには公民館までもが隣接する恵まれた教育環境にあります。この環境のもと、校訓「自主」「創造」「忍耐」、教育目標である「豊かな人間性と確かな学力を有する生徒の育成」を目指して、日々教育活動に取り組んでいる活気ある中学校です。
また、本校では「岡山っ子育成条例」「第２期岡山市教育大綱」を踏まえ、学校を核として家庭や地域社会との連携・協働を深め，学校教育活動の充実を図るなかで、豊かな人間性と確かな学力を身に付けさせることにより、将来、自らの人生を切り拓き、より良い社会づくりに貢献できる人を育成し、保護者・地域の方々の期待に応えることを目指しています。
Q.制服を変えた理由を教えてください。
令和２年度生徒総会において、複数の学級から女子のスラックス着用を求める声が上がりました。そこで、保護者代表及び教職員代表による「制服検討委員会」を設置し、様々な角度から検討を重ね，新制服の導入を決定しました。もちろん、その過程において生徒会執行部を通して生徒の意見を取り入れたことは言うまでもありません。
検討の過程において、防犯・防寒の観点からの必要性、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう環境における安全性の向上、各種多様性への対応及び現在の中学生の生活に適した各種新機能の必要性などが求められました。
Q.キンロック・アンダーソンを採用した理由を教えてください。
本校の校名である「芳泉」につながる柄及び色使いを用い、本校オリジナルのチェック柄を制作することにより、明るく、希望に満ちている本校生徒のイメージ向上に適していると考えたため、キンロック・アンダーソンの制服を採用しました。柄・色使いについては本校の在校生及びその保護者、さらには現在小学校５・６年生の児童及びその保護者の意見を取り入れながらスカート・スラックスの柄を統一し、世界で唯一の「芳泉中オリジナル」の体現につながりました。
Q.生徒のみなさんの反応はいかがでしたか？
新制服デザインの決定後、本校校内だけでなく、学区内の小学校及び公民館等においても展示を行いました。今後入学してくる小学生や本校在校生及びその保護者の方、地域住民の方から人気の新制服として、高い評価をいただいています。
Q.新制服を着る新入生へのメッセージをお願いします。
この制服の袖に手を通す瞬間の気持ちをいつまでも忘れないでほしいと思います。スクールカラーを織り込んだ世界に一つしかないキンロック・アンダーソンのチェック柄のスカート・スラックスです。また、ジャケットのエンブレムには本校の校訓に対する思いが込められています。自分の個性に合わせてジャケット・ボトムス、リボン・ネクタイの組合せを選ぶことができます。
他の学校にない、芳泉中の新制服に袖を通し、芳泉中の伝統と誇りを感じながら、中学校生活をスタートさせましょう。
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インタビューを受けていただいた方： 校長 正好東洋 先生
