Q.学校の教育方針や校風、伝統について教えてください。
本校は、大正元年の創立以来100年を越える歴史をもち、1万8千人余りの卒業生を送り出しています。新制高等学校となった後、幾多の変遷を経て、昭和48年から農業科、生活科、農業土木科、普通科をもつ総合制高校として大きく発展しました。
平成15年4月には普通科、普通科体育コース、産業技術科Ⅰを有する総合型高校「粕屋高校」から総合学科高校「福岡魁誠高校」として生まれ変わりました。「福岡魁誠」という校名は、福岡地区にある県立高校では初めての総合学科高校として、総合学科のさきがけになるという決意を表す「魁」という字と、校訓「至誠・礼節・勤労」のひとつ「至誠」の中から「誠」という字を取り入れています。
自然を愛し、英知と創造性に富み、心身ともに健康で個性豊かな人間育成を教育目標としており、「豊かな心や健やかな体の育成」「基礎学力の定着」「キャリア教育の充実」を柱に総合学科の特徴を生かした教育内容を通して生徒一人ひとりの夢の実現に向け、必要となる確かな学力と豊かな人間性を育み、キャリア発達を促す学校教育を推進しています。
Q.制服を変えた理由を教えてください。
本校は令和4年に創立110周年、福岡魁誠高校として20周年を迎え、新しくステップアップするための取り組みとして新制服の導入を行いました。大きな特徴としては、新制服プロジェクトチームを立ち上げ、本校生徒が課題研究の授業等を通して、新制服の作製に携わっていきました。
Q.キンロック・アンダーソンを採用した理由を教えてください。
生徒が考案した世界に一つだけのオリジナルチェック「魁誠チェック」を実現するために、キンロック・アンダーソン社のオリジナルチェック柄を採用しました。
Q.生徒の皆さんの反応はいかがでしたか?
新制服プロジェクトチームが中心となりデザインした新制服は好評であり、令和4年度の入学生は様々な着こなしが出来ることから、思い思いのスタイルで学校生活を送っています。
Q.新制服を着る新入生へのメッセージをお願いします。
新制服には、本校のイメージカラーである青をベースにし、粕屋町の町花である薔薇の赤を組み合わせた「魁誠チェック」「エンブレム」を導入しています。これらのデザインには、本校生として沢山の個性を出しながら頑張ってほしい、地域との深い関わりを通して地域から愛される学校になってほしいなどの思いが込められています。新制服に込められた先輩方の思いを大切にし、自信と誇りを持ち、福岡魁誠高校の新たな歴史と伝統を創ってください。
学校HP URL:http://kaisei.fku.ed.jp