1.学校の教育方針や校風、伝統について教えて下さい。
本校は、再編整備により平成16年春に新しい高等学校として生まれ変わり、今年で15年目を迎えました。「人間(ひと)づくり~夢づくり~」を合言葉に、現在1~3年生は電気科・デザイン科(工業系)・環境科学科(農業・福祉系)の3つの学科、そして2・3年では総合情報科(商業系)を加えて4つの学科を持つ、この地域の専門教育の拠点校として、生徒たちが地域で必要とされる人材として自己実現するためのサポートをミッションとしています。そして、校訓である「知」・「心」・「技」を兼ね備えたスペシャリストになるために、1年生の共通の基礎科目の履修後に、2年生から各科における専門分野の学習のさらなる「深化」が可能となる「コース制」を実施しています。
2.キンロック・アンダーソンを採用した理由を教えて下さい。
制服を新しくするときに、教職員が決めてしまうのではなく、実際に制服を着用する生徒が中心となり生徒の意見を反映した制服を作るというコンセプトで検討をしました。明石スクールユニフォームカンパニーさんからご提案頂いた「世界で一つだけのチェック柄」はそれに叶うものでした。ブルーを基調として自然豊かな本校の所在地をイメージする緑や菊桜のピンクといった関係性のある色を織り交ぜた数種類のチェック柄を試作して頂き、生徒の意見も反映させた本校オリジナルのチェック柄が出来上がりました。
3.生徒の反応
それまでのエンジ色の制服からブルーにイメージを一新し、襟元に見える部分のネクタイの柄にもこだわり、さわやかな印象を与える制服に生まれ変わりました。着心地が良くお手入れが容易な生地で作って頂きましたので、生徒の制服に対する満足度は上がったと実感しています。保護者や地域からの評判も良く、今年度で全学年が新制服になりましたので、中学生の認知度も上がってきております。